皆さんはじめまして、Kasumiです!
この度、那須町で夫婦でサウナATHA(アタ)をオープンすることになりました。
Instagramでも以前告知をさせていただきましたが、改めて詳しくお話していきたいと思います。

サウナATHA(アタ)開業のきっかけ
どうしてATHAをオープンするのか、どうしてサウナなのか、どうして那須町なのかを順を追ってご説明させていただきます。
開業に対する思いもみなさまに知っていただけると大変嬉しいです…!
「人が集まる場所」をつくりたい
私Kasumiは中学、高校くらいの時期に、精神的に不安定になりやすい時期がありました。
海外では特に決まった症状が無くとも気軽にカウンセリングに行くことが一般的ですが、日本で精神科に通うということは自分にとって少しハードルが高く感じてしまいました。
そんな時に私を救ってくれたのが「ヨガ」でした。
ヨガを通して、心身を自分自身で整えられることにとても感動しました。

いくつかの職業や経験を経て、現在の「美容」のお仕事を始めることになるのですが、
お仕事を通して色々な方々にお話を聞いて感じることは、肌荒れ・体の蕁麻疹というのは、食べ物や使っている化粧品だけではなく、精神的な部分からの影響がある可能性があるということでした。

お客さまに詳しくお話を聞いてみると、家族が深刻な状況にあったり、職場での悩みがある方など、精神的な部分で苦しい思いをしている方がたくさんいらっしゃいました。
私と話すことで少しでも元気になったり、みんなで集まってお話をすることで、自分も相手も救われるし、お互いにとってプラスになるのでないか。
実はヨガに出会った頃からずっとぼんやりと考えていたんです。
ー寺をつくりたいー
宗教的な意味合いではなく、つまり「人が集まる場所」をつくりたい。
その場所をヨガのスタジオにするのか美容系のサロンにするのか、ずっと頭のなかにはありましたが、
東京でのせわしない毎日で、いつの間にかその夢を忘れてしまっていました。
そんな時、D地(夫)に出会ったのです。
富士山のツアーガイド(夫)と登山ツアー参加者(私)での出会いでした。
(二人のこと、出会い、結婚についてはまた違う記事でお話させてくださいまし)
サウナ開業のきっかけはD地
お付き合いしてから知ったのですが、D地の昔からの夢は「ゲストハウス」をつくることでした。
ー富士山や雪山で出会ったお客さまと集まれる場所がほしいー
偶然にも「人が集まる場所」をつくりたいという思いが一緒で、その場所をつくることが二人の夢でありゴールなのだとしたら、形は違えど二人でこの夢を実現させたいと思いました。
実際にどんな場所にしたいかということを考えた時に、お互いに大好きなことが「サウナ」でした。
そして、私の美容のお仕事につながる部分もあり、
D地はサウナの建物自体を作るということを得意としていて、
お互いのやりたいことを組み合わせて実現できるのがサウナという結論に至りました。




そして場所を探し、最終的に那須町でオープンすることに決めたのです。
どうして那須町にしたのかは、後ほどこちらでお話していきますね!
サウナ仲間(コミュニティ)との出会い


おすすめのサウナをInstagramに頻繁に掲載していたのですが、そこで急な出会いが訪れます。
瑞龍山宗三寺というお寺さんで「寺サウナ」というイベントがあり、そこにインフルエンサーとして呼んでいただいた時に出会ったのが、「OFURO_TOKYO」というメディアを運営しているいくなりさんでした。
そのイベントに私は一人で参加していたので、同じように一人で来ていたいくなりさんを見つけ「すみません!」と私から声をかけました。
そこからのご縁で家族ぐるみの仲になり、いくなりさんを中心としたサウナのコミュニティの方々との輪がどんどん広がっていったという感じです。
こちらのコミュニティは「とにかくサウナが大好きな人」がたくさんいます!





みなさまからサウナATHAへのご意見もいただきつつ、開業準備を進めていく予定です。本当に心強い泣
すごく居心地の良い空間とみなさんのことが私は大好きです!
サウナATHA について
前述がかなり長くなりましたが、いよいよサウナATHA(アタ)についてのお話をしていきます。
実はまだ工事も開始していないような状況ですので、現時点でお話できることは限られますが読んでいただけると大変嬉しいです…!
ATHAの名前の由来
ATHAの意味は、サンスクリット語で “今” “まず初めに” など、さいさきの良い始まりを意味します。
背伸びせず、“今”の私たちに作れる施設と環境を、そしてそれがさいさきの良い始まりになるようATHAという名前をつけました。
たくさんの方々に愛されるサウナ施設を目指します!
ATHAのこだわり
ATHAには当然、こだわりがたくさんあります。
これからもっともっと増えていきますが、現時点でのいくつかのこだわりポイントをご紹介します!
那須町である理由
結婚をすることが決まって、二人の拠点をどこにするかをまず最初に悩みました…
D地は当時、新潟や長野に住んでいて、東京で暮らしたことがなかったのです。
ちょうどその頃、仲良くさせていただいているご家族が3年ほど前に那須に移住していて、
偶然そのお家に遊びに行かせていただいたのですが、改めて二人で那須の良さに感動しました!
東京からの距離が新幹線で約1時間であり、とても身近に感じました。
自分が移動しやすいというのもありますが、
何よりも自分の大切な方々が遊びに来てくださること考えた時に最善だと思いました。
内見1軒目の物件が今のATHAですし、那須町には本当にご縁を感じています。



元々D地が住んでいた、新潟や長野に行くことも検討しましたが、私の美容のお仕事を続けていくことなどを考えると東京からは少し距離があり現実的ではないと思いました。
女性も嬉しい「ストレスのない」アウトドアサウナ
アウトドアサウナといえば、便所サンダルで土の上を歩いて水風呂や外気浴スペースに移動することもありますよね。
誰のサンダルかわからないストレスや土が足につくストレス、水風呂には落ち葉や土が入っていることなども…
そのせいで「リラックスできなかった」という経験はないでしょうか。私がその一人なのですが。
ATHAは自然のなかに都会のプライベートサウナのような清潔感を組み合わせたような世界観にしていきたいと考えています。
今まではアウトドアサウナが苦手だった女性の方でも、心身ともにリラックスしていただけるような施設にしたいですね。



先ほど述べたサンダル問題ですが、サンダルをなくして裸足で歩ける道を作っていく予定ですよ!乞うご期待!
自然と調和する建築デザイン
ATHAの建築デザインは、「黄金湯」にも携わっている澤伸彦さんに依頼させていただきました。
制作に関しては、何度もミーティングをして、お互いの価値観を擦り合わせしていきました。
デザインや設計を最初に見せていただいたのは1年くらい前ですが、とても感動しました…!
文化祭前のワクワク感を一気に感じました。
SDレビュー2024 に入選
このATHAのプロジェクトですが、
なんと若手の登竜門とされる建築の展覧会「SDレビュー」に入選いたしました!
ATHAの建築を担当してくださっている澤伸彦さん、市江龍之介さんのお力です、本当に本当に嬉しいです。
数億円かけて作るような規模のサウナ施設ではないのですが、地元のネットワークや、知り合いの職人のみなさまのご協力を得ながら、そしてその土地にもともとある石や岩を外構だけでなく内装・外装・構造体の補助要素として取り入れたりと自然と共存しながら成長を続ける施設を目指します。


すでに模型等の展示は終了していますが、アーキテクチャーフォト®というメディアにて展示の様子を見ていただくことが可能です。
ご興味のある方はぜひこちらからご覧くださいませ。
地域の方との交流の場へ
実は那須町に引っ越してきたばかりの頃、なかなか知り合いもできず、D地と孤独な日々を過ごしていました…
しかし移住して1年くらいでようやく地域の方々と親交ができてきて、楽しくなってきたところです。
自分自身、那須町に移住して本当に良かったと思っているので、
ATHAを通して「地域・地元の方」と「移住してきた人」の交流の場所づくりもしていきたいです。
移住したばかりで不安な方々の架け橋のような存在になれたらと思います。
今秋オープンに向けて
現在、2025年秋ごろをオープン目標に進めています。
1月までにスケジュールや予算等を固めて、2月頭には着工を開始したいと思っています。
まずは、井戸を掘るところからがスタートです!
骨組み(基礎)と屋根は業者に入ってもらいますが、そこ以外はすべてD地が作っていきます。
▼ ATHA 冬の様子(2025年1月現在)


▼ ATHA 夏の様子





「自然に見える作り物」ではなく、本物の「自然」の素材を使用した建物・空間づくりにこだわりたいと思っています。敷地内の木は切らずに、残していくかたちをとるので、そこも大きなポイントです!
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました!
これからもサウナや那須の事はもちろん、夫婦のことや結婚式のあれこれもお話しさせていただきますので、またご覧いただけると嬉しいですー!
引き続きよろしくお願いいたします〜!

